２０１６年７月１９日・２０日に大阪国際交流センターで第２回模擬国連大阪大会が開催されました。

開会式では米国総領事館やロータリークラブの方、そしてシリア出身の方からも熱のこもったスピーチをいただきました。

「難民の権利を守る」という議題はとてもオンタイムな事象を扱っており、それゆえの苦労や難しさ、また楽しさや発見があったと思います。

今大会では各国代表だけでなく、議長や秘書、ブロックリーダーの役も本校生徒が務め、大役を果たしてくれました。その役目をやった人間にしか分からないしんどさと、そして達成感を感じていることでしょう。この経験は彼らの「人としての成長」に間違いなく繋がっていると思います。

参加した全ての高校生にはこれからも日本国内はもちろんのこと、世界で起きている様々なことに目を向け考え、行動できる人であってほしいと思います。

みなさん、本当にお疲れ様でした！

 

社会科教員　小谷真貴子

 

ＭＵＮ ＯＳＡＫＡに参加したＫＩＨＳ３年生の声

 ＜ＭＵＮで得た学びや感想＞

■ＭＵＮでは日本以外の国に視点を置いて考えることができたので自分の知識が増えてとても良い機会だと思えたし、（難民について学んだことで）自分の生活（のありがたさ）を改めて考え直す事ができた。

■ＭＵＮやって何も変わらないと１年の時は思っていた。実際やってみて世界に何か変化を起こせたわけではないけど、自分はすごく成長できたしやって良かったと思えた。１、２年生にもそう思ってもらいたい。

■議題が「難民問題」で良かった。日本ではあまり難民について報道しないので詳しく知り話し合える機会があったのが本当に良かった。いろんな人の考えを理解し受け入れることができたのもとても楽しかった。

■今までＭＵＮって大変そうな行事としか思っていなかったけどやってみると本当に楽しいなって思いました。もっとやってみたい！！

■ブロックリーダーを経験して人をまとめることがどれだけ大変なことか知ることができた。

■人々の考えの幅広さやいろんな視点を持った人がいること、真剣に何かに向き合ってそこから進展する人間関係の深みが良く分かりました。人と人はぶつかり合ってもその後お互いの理解を深めて仲が良くなることを学べた。

■初対面の人とのコミュニケーションの取り方や一つのことをみんなで考えることで成長に繋がった。ＭＵＮを通して国際関係に少し感心が持てた。

■準備も大変だし英語も難しいけど共通の話題で他校の生徒とも交流できたことは凄く楽しかった。

■いろいろな人がいて刺激をたくさんもらって３日間しんどいこともあったけど楽しいこともあってＭＵＮやれて良かったなと思った。

■I was able to gain knowledge on the issues with refugees and was able to make a friend who I am planning to hang out with during summer break. I am very satisfied with MUN.

■KHSMUN（京都ＭＵＮ）よりもアットホームな感じで楽しめた。京都で学んだことを活かして全力で楽しむことができた。こんなことをＫＩＨＳでしか経験できないなんてもったいないので他校生徒にもどんどん参加してほしい。

■ＭＵＮを通して自分の知らなかった九人の現状をたくさん知ることができたことがこれからいろいろな場面で自分にとって役立つんじゃないかなと思いました。

■人をまとめる力、まとめるしんどさを感じました。説得力はやはりどこでも必要だと感じました。いつか自分の手で苦しんでいる人たちを一人でも助けてあげたいです。

■リーダーシップ、行動力、決断力、判断力も養われたけど、何より自分に自信が持てた。英語でcaucusしたりspeechしたり、ＫＩで２年間やってきたことの成果を感じられた気がする。英語の大切さ、楽しさを再確認しました。

■楽しかった!忙しくて一日で３キロ落ちた気がしたくらい大変だったけれど、それよりもブロックのみんながどんどん活き活きと議論んしている姿を見るのが嬉しかった。来年参加する人たちにも楽しんでもらいたい。

■去年見学した時は「なんだこれ。」「英語無理」「分からんしおもしろくない」と思っていたけどＭＵＮに取り組んで本番を終えてやっとＭＵＮは楽しいことに気付いた。とても有意義な時間を過ごせた。

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