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2016.11.29

保護者対象に「思春期の子どもとのコミュニケーションのとり方」のセミナーを実施しました

本校にはスクールカウンセラー(臨床心理士)の教員が在籍しています。関西外語専門学校全体の先生なのですが、わたしたちの在籍する国際高等課程では、現在集中選択科目で”心理学入門”のクラスを担当し、そのほか授業以外にも4月始めには全校生徒対象に5分面談を実施、それ以降も随時個別カウンセリングを実施しています。

“カウンセリング”というとどうしても堅苦しくなってしまいますが、学校のこと、友達関係のこと、家族のこと、ささいな悩みから大きな悩みまで話を聞いてくれる頼もしい先生です。また、悩みは生徒だけではなく、場合によっては保護者の方ともカウンセリングをすることもあります。

そんな島田先生が去年に引き続き、保護者対象のセミナーを実施してくださいました。

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臨床心理士によるセミナー 「思春期の子どもとのコミュニケーションのとり方」―心理的観点からのアプローチ―

子どもが幸せになるために、保護者としてどのようにコミュニケーションをとっていけば良いのでしょうか。

子どもの返事がそっけなくなった。話しかけても「うざい」と言われる。

そんな子どもとどう付き合っていけばいいのでしょうか。

思春期の子どもをもつ親御さんの共通の悩みです。

子どもと心の距離を少しでも縮めるにはどうしたらいいか、具体的な対応の仕方を心理的アプローチでご紹介します。

こんな案内文でした。

セミナーは、主にワークショップ形式で、全体で行うものやペアワークなどを通して、さっそく子どもとの向き合い方や接し方を変えてみよう!と思えるような内容でした。

今回はハロウィンフェスティバルや、思春期セミナーなど保護者対象の行事が続いていたこともあり、スケジュールが合わなかった方もいらっしゃったのではないかと思います。子どもとの向き合い方だけではなく、ご自身を見つめるきっかけにもなり、自分自身が元気になれたという声も頂きました。ぜひ次回開催の際はご参加ください。

参加した保護者の声

・いつも細かいことを言って家庭の雰囲気が悪くなるので、今日学んだことを心がけ過ごしたいと思います。

・自分中心で考えていたと思っていたが、自分を見ずに考え行動していたことがわかった。

・子どもへの今後の接し方の方向性を示してもらえました。実践ワークがあると他の参加者と共感が持て、はじめははずかしさもありましたが、最後には打ち解け色々な話が出来たと思います。

島田先生からのメッセージ

週末の貴重なお時間を割いていただいた上、秋雨の中を本校のご父母の方たちに来ていただきました。

高校時代は社会に旅立つ一歩手前の心理的に不安定な時期であります。また、親が子どもに介入できる最後の機会です。

そんな時期の子どもを持つ、親御さんの共通の悩み、子供の事を思えば思うほどすれ違ってしまう、空回りをしてしまう、子どもとのコミュニケーションの難しさについて話していただきました。

様々な体験ワークを通じて、「子どもを変えようとするより、自分が変わった方がうまくいく」ということに気づかれた方が多く、その熱心さ、子どもを思う気持ちの深さに感動しました。

ご希望があれば第2弾、第3弾とつづけて行きますので、またご父母の皆様にご参加いただければ幸いです。

 

本校臨床心理士 島田真弓

 

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