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2012.08.21

第9回子ども国会に参加しました―「働く」ことをテーマに議論―

8月中旬、東京で開かれた「第9回子ども国会」に本校生徒・西俣結貴(2年生)が参加しました。

子ども国会とは

子ども国会とは、全国から集った中高生が教育・経済格差・難民問題などさまざまな議題について意見を交わし、問題解決に向けた政策を立案することを目的としたイベントです。
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1泊2日のプログラムで、1日目の討論は国立オリンピック記念青少年総合センターで行われました。

国会議員から直接、挨拶がありました

国会議員の方々からの挨拶の後、各分科会に分かれて議論に入りました。
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本校からの参加者・西俣結貴の分科会は、「働く」ということがテーマ

西俣くんは「働く」ということをテーマにした分科会で、中学校1年生から大学4回生までの参加者とともに「自分にとって働くとは租どういう意味を持つか」「理想の働く環境とは」「現在の日本が抱えている問題」についての議論を深く掘り下げ、話し合いは深夜にまで及びました。
西俣くんは「むずかしい…」としばしば考え込みながらも、自分以外の人の意見も熱心に聞き、またしっかりと自分の意見も主張してディスカッションを楽しんでいました。
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最終的には、「働きたいのに働けない人が沢山いる」という点を優先的に解決されるべき問題として挙げ、その解決方法として社会福祉の充実と雇用創出を同時に達成することを目指す斬新な政策を提案しました。
2日目の各分科会によるプレゼンテーションは国会議事堂の真裏にある参議院議員会館の一室で行われました。模造紙を使ったり、寸劇をしたりと各グループが工夫を凝らして発表を行いました。
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<発表の後、国会議事堂内の特別体験プログラム会場に移り各分科会の提案が盛り込まれた「第9回子ども国会宣言書」が宣言され、採択されました。
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他校の中高生・大学生と過ごした貴重な時間

初対面の中高生が、寝食を共にし、普段はあまり同年代の子たちと話す機会のない真面目なテーマについて真剣に意見をぶつけ合ったこの経験は、かけがえのない貴重な経験だと思います。
参加者はみな意識の高い生徒・学生ばかりで、私も多いに刺激を受けました。
西俣くんの「この2日間全部が面白かった。来て良かった。」という言葉がとても嬉しかったです。
面白そうだなと思った人はぜひ「第10回子ども国会」に参加して下さい。
社会科
小谷真貴子

西俣結貴の感想

私は今回子ども国会に参加し、非常に大きな刺激を受けました。同じ中高生との議論で自分の考え・意見は述べることができたのですが、同じ分科会で一緒だった人達との知識や積極性と比較するとまだまだ足りないと気づかされました。来年はMUN(関西高校模擬国連大会)があるのでそれを目標に、それまでに自分が成長できるよう頑張ろうと思います。
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2年 西俣結貴
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