ブログ

2025.09.08 先生のつぶやき

KIHS教員歴14年目の私から見るKIHSについて

2025年4月からスタートした新入生たちのKIHS生活も、8月上旬に前期を終え、現在夏休み中です。今年の1年生は例年以上に国際色豊かで、色んな国籍や文化の中で育ってきた生徒たちを迎える事ができました。

私は1年生の学年補佐と歴史総合の授業担当者として関わらせて頂いていますが、今年もKI生らしい元気で明るく、そして素直な子たちに囲まれて楽しく過ごしています。今年でKIHSへ勤めて14年目になりますが、これまで見てきたどの学年も個性が強いという面では共通していますが、1つとして同じカラーの学年はありません。私がKIHSで勤務していて本当に興味深いと感じる部分がここにあります。これは少人数制という学校ならではの現象なのかもしれません。毎年違ったカラーの生徒たちが入学し、そしてその子たちと接する事で自分自身の教師としての引き出しが増えている実感があります。

生徒の成長

私は基本的に1年生しか教えていないので、1年生が進級すると接点がほぼ0になります。学年が変わる時はいつも新入生を迎え入れる楽しさと、それまで見てきた生徒たちと関われなくなる寂しさが交差します。ですが、それでも中には休憩時間や放課後の時間に話をしに来てくれる生徒がいて、その時間を過ごす事が私にとって最高に幸せな時間になっています。勉強の話・将来の話・プライベートな話など… こうした話をする事ができるのはKIHSのようなアットホームな学校で教師と生徒の距離が近いからこそできる事なのかなと感じています。

近年ではSNSやAIの普及により、世界はどんどん便利になってきました。教育においても、勉強するだけであれば学校へ行かなくてもオンラインで学び学力を向上させる事ができます。ですが、人格形成期の中にいる彼らが将来社会人になって世界で活躍するためには、学校という場所は欠かせない存在だと思います。

KIHSには様々な背景を持った生徒が入ってきます。大人数での学校生活に馴染めなかった生徒・帰国子女で日本語が少し苦手な生徒・英語力をとことん伸ばしたい生徒など。この学校ではそうした背景を持った生徒を幅広く受け入れ、そしてそれぞれの個性を尊重し、かつ少人数でありながらも将来社会へ出て活躍するために必要な生き方を教えています(もちろんしっかりと勉強もしてもらっています)。

時折卒業生がKIへ遊びに来て社会人として活躍している話を聞くと、心から嬉しい気持ちになります。これからもKIHS教員の1人として少しでもその手伝いができればと思っています。
在校生の皆さん、引き続き学校生活を楽しみながら心身ともに成長していきましょう。

社会科 谷本 浩瑛

 

↓ Instagramでは近況を報告しに来てくれてた卒業生を紹介しています

↓本校HPはこちら
大阪で高校教育を英語で行う関西インターナショナルハイスクール


高校教育を英語で行う
大阪のインターナショナルスクールなら
関西インターナショナルハイスクール

〒545-0053 大阪市阿倍野区松崎町2-9-36
帰国生・帰国子女受け入れ校
高校卒業資格取得可

タグ一覧