本来5月開催のはずだった体育大会は、会場（エディオン・アリーナ大阪）予約の関係で4月26日（水）に行われました。
生徒会メンバーは昨年度からいろいろと計画を進めていたものの、新年度が始まってからわずか２週間。新しいHRで新しいクラスメイトとの関係づくり、少し難しくなりそうな学年科目での課題の数々、新たな名称で始まった英語のレベル授業で初めて出会う先生や仲間たちとの交流、と急に忙しくなった日常のなか、悪戦苦闘の2週間となりました。顧問が急に交代してしまったことで、メンバーの負担も不安も大きくなっていたことと思います。

できていた「はず」のチーム分け、できていた「はず」のチームTシャツの発注、完璧だった「はず」の競技ルール、などなど、直前になってかなり焦った場面もありましたが、前日の放課後遅くまで、生徒会メンバー全員が全力で、それでも和気藹々と楽しく準備をしてくれました。生徒会の新会長、副会長がリーダーとなって行う初めての学校行事。彼女らの必死さと彼女らを支える旧会長、副会長の優しさをひしひしと感じた毎日でした。

当日は早朝から教員全員と生徒会メンバーでラインテープ貼り等の会場準備。こんなに一致団結して仕事ができるなんて、ほんとうにいい学校です。

あいにくの雨降りでしたが、生徒たちはそれぞれのチームTシャツで早くから続々集まり、開会式後に自己紹介タイム。3学年が交流する初めての行事ですが、すぐに意気投合。このコミュニケーション力の高さがKIの素晴らしいところですね！

午前中は全員で○×クイズ、学年対抗リレー、障害物競走、ケイドロ、と和やかな雰囲気のなか順調にすすみました。コロナ禍のマスク制限がなくなり、思いっきり声を出して応援できる楽しさを久しぶりに味わいました。

昼休みで印象に残ったのは、男子生徒たちがとても自然に集まってきてドッジボールを始めたこと！
KIでは少数派の男子たち（失礼！）がとても嬉しそうでしたね。

午後はドッジボール、借り人競走、そして最後にチーム対抗リレー。
初対面同士のチームとは思えないほどのチームワークで、全員がひとつになって一生懸命競技に参加し、それを全力で応援する姿は、ほんとうに清々しい。

閉会後「すっごく楽しかった～！」生徒たちのはじけるような笑顔に、生徒会メンバーの疲れもすっかり吹っ飛んだようでした。

生徒会顧問になって初めての行事である今回の体育大会は、始まるまで胃が痛くなるぐらい心配と不安でいっぱいでしたが、生徒会メンバーの精一杯の頑張りと先生方の多大なるご協力のおかげで、素晴らしい一日になりました。今回の反省点は前向きにとらえ、今後さらに素敵なイベントを開催できればと思います。
皆さん、お疲れさまでした。ありがとうございました！

生徒会顧問　南 美佐江

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