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2023.04.11 先生のつぶやき

SNSの危険を知り、適切に使うために【研修会を実施】

1~3年生を対象に「SNSを取り巻く危険を知り、正しく使うために」というテーマで、ソーシャルメディア研究会の冨田幸子先生をお迎えして研修会を実施しました。

 

今回の研修会では、2018年に総務省が作った「超スマート社会(Society 5.0)」という未来動画を一緒に見ました。コンビニやスーパーなどでのキャッシュレス決裁やAI家電、遠隔医療など、5年前にはあまりイメージできなかったことが今回のコロナ禍で一気に進み、社会が驚くほど便利になりました。冨田先生はスマホやネットを「正しく怖がり、かしこく使う」という視点で大切な話をしてくださいました。

 

 

SNSにアップした書き込みや写真は即座に拡散し、永久に消すことができないなど、ネットの特性をよく理解しておくことの大切さを教えてくださいました。実際のところ、たとえ鍵をかけてアップしても、ネット上ではすぐに拡散してしまいます。感情的にSNSに書いたことが取り返しのつかない事態になることは、よく耳にする話ではないでしょうか。回転寿司チェーン店で「非常識なとんでもない行為」をして、多額の損害賠償を求められる事象も発生しました。いったん炎上してしまうと、ネット上で名前が明らかになり、自分の将来が閉ざされることになりかねません。闇バイトの危険性や手口についても教えてくださいました。今回の研修会では、日常当たり前に使っているSNSやインターネットを「正しく使うことの大切さ」を学ぶことができました。

 

 

国際高等課程長 滝本武

 

◆研修後に生徒たちが書いたレポートから「学んだことや今後、心掛けたいこと」を一部紹介させていただきます◆

 

Society 5.0の世界で、便利になることがたくさんある中で、使い方を知らないと被害者にも加害者にもなることが分かった。

 

ネットで知り合った人でネット上では気さくに喋れたとしても、リアルの世界で実際に会うと豹変する人がいるから気をつけなければならない。

 

ネット上にある情報はすぐには信じず、「本当に大丈夫?」と立ち止まって考えることが大切だと思った。

 

SNSは今の私たちにとって一番身近にあるもので、一番危険なものだと気づきました。被害者にも加害者にもならないようにしたいです。

 

「正しく怖がり、かしこく使う」ことを頭に入れておこうと思った。

 

今まで当たり前に使っていたSNSやインターネットには多くの危険がひそんでいることを改めて感じた。

 

いいね、リツイートをする時はもう一度内容を確認してからするように心掛けたい。

 

闇バイトのことで、たくさんの人が被害にあう仕組みが分かった。

 

ネットは楽しく便利だけど、使い方を誤ると、自分の命にもかかわる大きな問題に発展する可能性があるので、ネットの情報をかんたんに信じない、SNSでの発言や載せることをよく考えるようにしないといけないことが分かりました。

 

 

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