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2022.09.22 生徒の活躍

「おおさかグローバル塾」に参加しました。

本校2年生の竹原彩夏さんが、「おおさかグローバル塾」に参加しました。

「おおさかグローバル塾」とは、大阪府が実施している高校生等海外進学支援事業で、国際競争に勝ち抜くために必要なグローバル人材を育成するという目的で行われています。本校では、これまでも多くの生徒が「おおさかグローバル塾」に参加してきました。

以下は、今回参加した竹原さんの感想です。

 

 

「おおさかグローバル塾」に参加して

 

私は今回5月に「おおさかグローバル塾」に入塾し、イギリスのリーズ大学にて留学を行いました。

今回私は、はじめての海外渡航ということもありとても楽しみの反面、コロナ禍で留学を行えるかとても心配していました。無事に行けてとても嬉しかったです。

 

 

期間は7月30日〜8月9日の10日間でした。

現地ではリーズ大学の寮に泊まり、アンバサダーの人たちや同じ塾生同士仲を深めることが出来ました。

また、大学では大学生が受ける授業を受けました。デザインや英文学、食品化学など、日本ではあまり馴染みのない授業や経験をしました。ほとんどの授業がSDGsに関連付いていて、授業を通しながら環境など、今私たちが直面している問題について学ぶことができました。

海外では日本の授業とは違い、ディスカッションが多く、先生が出すテーマについて自分の意見と相手の意見を交換して解決策を探すという授業スタイルがほとんどでした。例えば英文学では、今問題になっているファストファッションによる環境破壊についてディスカッションしました。流行のデザインを取り入れ買い替えやすい値段のファストファッションの服は、ほとんど着ることなくすぐに捨てられてしまっているのが現実です。その服を処分するのに大量の二酸化炭素が排出されています。また、先進国の人たちの着る服は十分すぎるのに対して、発展途上国などでは着る服がなく、服を作るために過重労働させられています。こういった問題を解決するために、服の値段を上げたり、まずそういった国の生活水準を上げるなど様々な解決策が出てきました。

こうした授業を繰り返すことで自分の意見をハッキリ持つことが出来、自分たちの解決すべき問題について自分自身が行動に移すことができるんだなと感じました。そして、自分の意見を伝える大切さや問題を問題のままにしておかないということを学びました。

授業最終日では、私たちが1週間授業を受けた中で自分たちが興味を持ったSDGsについて各グループでプレゼンテーションを行いました。各グループ違ったトピックで色々な視点からのプレゼンテーションはとても興味深く新しい知識を得ることが出来ました。イギリスから見た日本はまた違った角度からの視点で新しい考え方で新鮮でした。

 

今回、この留学で今までにない新鮮な知識や経験を得ることができ、さらに海外に興味を持つことができました。この経験を活かしてこれからの学校生活を過ごしていきたいなと思いました。

 

2年生 竹原 彩夏

 

 

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