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2022.05.25 先生のつぶやき

フィンランドの高校生と交流会を行いました

5月18日(水)本校生徒8名がオンラインで、Kaleva High School(フィンランド)の高校生19名と交流会を行いました。今回の交流会は、フィンランドの[Idea scout]という会社と香港に拠点を置く[MOJO]というIT企業の主催で行われました。

 

今回の交流会の目的は、日本とフィンランドの高校生が英語で交流する機会を持つことに加え、デジタルデザインの基本に触れ、デジタル世界における多様性とジェンダー表現について考えることでした。

 

交流会の第一部では、まず初めに、Zoomの班分け機能を用いて、フィンランドの学生2~3人と本校の学生1人という小グループに分かれ、自己紹介と自分の好きなものなどについて英語でディスカッションを行いました。交流会が始まる前は、フィンランドの学生たちとうまく話ができるか不安を口にしていた生徒たちですが、笑いも交えながら楽しそうに交流することができていました。

 

 

そのあと、「VRoid」というアプリを使って、各自が自由に「アバター」を作成しました。「VRoid」では、髪型や服のデザインを選べるだけではなく、目の形・肌の色・眉の形など細かく選択し組み合わせることで、世界で一つだけのアバターを作成することができます。生徒たちは、現実の自分自身とは違う性別・肌の色・目の色などを選択してアバターを作り、お互いに見せ合って楽しんでいました。

 

 

第二部では、デジタル世界における多様性やジェンダー表現について、自分たちの毎日の生活の中で感じている疑問などを、英語で話し合いました。限られた時間でのディスカッションでしたが、ジェンダー問題について考えるきっかけとなったようです。

 

 

以下は、参加した生徒の感想です。

 

〇私はアバターデザインワークショップの開始時間まで緊張していました。タイムスケジュールが読みにくいな、など心配していましたが、始まったら杞憂だったと思いました。私のペアのアーロ君は、とても親しみやすい人で楽しかったです。次は、もう少しお互いの学校についての情報交換をした方がいいと思いました。

 

〇まず何よりも、普段海外の学生さんとお話しすることがあまりないので、この機会に少しでもお話しできてとても嬉しかったです。その他にも、普段の自分達のディスカッションとは少し違った部分もあり、どのように話し合いすると良いのか少し勉強になりました。また、相手側が自分の学校について興味を持ってくれたことも嬉しかったです。

 

他にも「同い年のフィンランドの学生と交流できてよかった」「次は学生たちと社会問題について話し合いたい」などの声がありました。

 

コロナ禍で対面での交流会が難しい状況は、今後もしばらく続くと思います。このような海外の学生とのオンライン交流会を、また、実施できればと考えています。

 

教務主任  古賀 美恵

 

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