第二十七回伊藤園お～いお茶新俳句大賞に、本学から今年も入選（佳作）が出ました。

 受賞作品　「甲子園　汗と涙で　ぬれる大地」

今回、見事受賞した三年生の女子生徒に、作品に対する思いをインタビューしました。

▽この俳句に込めた思いを教えてください。

「以前高校野球を見たとき、勝ったチームも負けたチームも汗と涙を流していました。私は選手が真剣にプレイしている姿を見て、結果はどうであれその努力は必ず意味のあるものだと感じました。この俳句には、そのとき感動した思いを込めました」

▽あなたにとって、俳句とはどんなものですか？

「俳句は短い字数のなかにもいろんな感情を込めることができるので、奥深く素晴らしいものだと思いました」

この受賞作は「汗と涙」を流す人間の姿と、それを包みこむ「大地」という大きな自然をイメージさせる言葉がうまく組み合わされて、力強くダイナミックな印象を与える俳句になっていると思います。

本学では毎年、授業中に俳句を作ってこのコンテストに応募しています。その際、なるべく型にはまらない（教科書的でない）自由な言葉選びをするように生徒たちにアドバイスしています。

次回もまた、その高校生らしい感受性を武器にフレッシュな作品を期待します。

国語科教員　増田理人

↓本校HPはこちら

大阪のインターナショナルスクールなら

関西インターナショナルハイスクール
〒545-00053 大阪市阿倍野区松崎町2-9-36
帰国生・帰国子女受け入れ校
高校卒業資格（NHK学園高等学校との併修制度による）