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ロングホームルーム「進学と教育費」

2年生の12月7日・14日ロングホームルームでは、本校の学費担当の職員から「進学と教育費」に関する講義がありました。

近年の大学進学率の上昇とともに、大学進学後、学生が高額な学費の支払いのために多額の教育ローンを利用せざるを得ない状況が社会問題となっています。この大学の教育費の問題は、日本だけではなく、アメリカや他の先進国でも共通する問題です。例えばアメリカでは、大学の学費に充てる教育ローンは住宅ローンに次ぐ負債額となっており、大学生は平均して約400万円の教育ローンを抱えていると言われています。

生徒たちにとって、「学費等の大学進学後の問題なんて今は実感が沸かない」という実態かもしれません。しかし、大学の学費等の問題は決して「遠い未来の問題」ではなく、早ければ1年後には自分が直面する問題です。

ロングホームルームでは、大学に4年間在籍して学んだ場合どのくらいの学費がかかるのか、奨学金の制度にはどのような制度があるのか、実際に貸与の奨学金を利用したときどのくらいの返済額となるのか等、実際の奨学金を利用した際の具体例が提示されていきました。

2年の生徒たちは、実際の大学の学費や奨学金の返済額を知ることで、学費等の問題が「遠い未来の問題」ではなく、「今、ここにある問題」であると実感したようです。

 

講義を聞いた生徒たちの感想

〇これまで親と奨学金について考えたり話し合ったりしていなかったので、一度親と話をしようと思った。

〇奨学金申請に必要な年収データはいつのデータを指すのでしょうか。仮に今の年収が820万円で来年から800万円以内に抑えたら、基準を満たすのですか。とりあえず、給付をもらえるように頑張ろうと思いました。

〇行きたい大学に行くために、奨学金という制度はとても大切だと思います。奨学金が返済できないというのはニュース等でも目にすることがありました。しっかり考えて、計画的に活用していくことがとても重要だと思います。

〇奨学金制度にはいろいろな種類があるのだと思いました。奨学金の条件は、すごく厳しいなと思いました。奨学金を借りるにしても借りないとしても、今やれることを頑張ろうと思いました。改めて親としっかり進路のことや、奨学金について話し合おうと思いました。

 

日本の大学進学率は、1980年は26.1%でしたが、2017年には52.6%となりました。大学進学率は上昇していきましたが、大学を中途退学する事例も増えています。中途退学する理由としては、経済的な理由が多いとされています。

これまで学校では、生徒たちに学費等のお金の話をする機会は多くなかったと思います。しかし、社会の状況が変わり、できるだけ早いうちに自分の将来設計やキャリア形成について考えることが必要となってきました。「未来に自分がどう生きていくか」という課題は、10代だけではなく、いろいろな世代が直面している共通の課題です。大学や専門学校に進学するということは、「自分の未来に対しての投資」だとも言えます。このロングホームルームでの取組が、生徒たちにとって「自分の未来に対する投資」について考える好機となればと思います。

 

社会科教員・2年生担任 森川与志夫

 

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