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SNS研修会―SNSを取り巻く危険を知り、適切に使うために―

8月4日、前期の期末試験が終わりました。

今年の前期試験終了後の研修会の内容は、高校生にとってとても身近なトピックでした

毎年のことですが、期末試験最終日の午後には外部から講師を招いて研修会を行っています。今年は、高校生がSNSの良識ある使用ができるように専門家の篠原嘉一先生にお越しいただきました。

SNSから実際どのように個人が特定されるのかを実践

先生はLINE,TwitterSnowで自分の発信している内容やプロフィールなど簡単に漏れることをリアルに実践。例えば、日頃つぶやいていることや写真も技術さえあればすぐに特定できる。

びっくりしたのは、先生自身がこのような研修会で実例を挙げることができるようにと、出会い系サイトに登録していて、出会い系サイトに登録している人がどこにいるか、その場でスクリーンに映してくれた。学校から遠くないところに数名いることが示されたとき、さすがに生徒たちからどよめきが起こった。「近くのゲームセンターにいますね。しかし、学校に近すぎるので・・・」と言いながら、大阪市内の別の女性を追いかけた。するとある官公庁の施設に行きついた(ここでは、名前は伏せます)。このときも、生徒から驚きの声とどよめきが起こった。

SNSは確かに便利だ。賢く使えば世界は広がる。良い形で人ともつながる。しかし、注意しないと個人情報がジャジャ漏れとなる。ストーカーなど犯罪に巻き込まれる危険もある。実は初期設定のまま使うと個人情報が漏れる場合が多い、と言う。スマホを販売する通信会社も自由にくつろげるコーヒーショップも、企業は自分の利益を考えて動いている。無料だと思って使っていると、恐ろしいことになりかねない。グーグルマップの設定も注意しないと自分の居場所が漏れる。篠原先生はこんなことを目の前で実演して下さった。生徒たちは時にどよめき、時に笑い、また隣の生徒とチャットしながら、とても興味深い有益な研修会となった。

就職するとき、企業の求人担当者が個人の履歴を調べる時代。就職のときにもマイナスにならない、むしろプラスに評価してもらえる使い方を身につけてほしい、そんな思いが伝わってきた。

自分の居場所が特定されない設定を教わりました。

生徒たちはスマホを手元に、個人情報や位置情報が盗まれないように基本設定の変更の仕方も教えて下さった。凄い速さでどんどん設定変更画面がスクリーンに映し出される。大人にはついて行けない。しかし、大人がついて行ける速さだと子どもたちは退屈する、だから子どもたちに速さで説明する、と言うのだ。

「できること」と「して良い」ことは異なります、と篠原先生。情報マナー(情報倫理)を身につけて使ってほしい、と最後に先生自身のメッセージを伝えて下さった。

今どきの小学生、中学生、高校生は情報教育を受けている。しかし、情報倫理をわきまえない大人が個人情報を巧みに入手するソフトを開発しているのです、と耳の痛い話もあった。

研修会が終わって、先生と個人的に話をしているとき、これからはますます英語のニーズが高まりますね、とおっしゃった。情報技術もソフト開発やAIも、使用言語は基本的に英語、と言うのだ。「ネイティブの先生から英語を学ぶ実践英語」、そして「世界の状況を生情報で学ぶ国際教育」、そのようなKIHSの英語・国際教育は、ますます必要とされていることも実感した研修会となった。

 

教育主任 滝本武

 

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