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真の国際人とは?

街を歩いていると、聞きなれない言語を聞く事が多くなってきました。ドラッグストアへ行くと中国語や韓国語でお客さんを呼び込む音声が流れ、私が通勤で利用している私鉄でも、駅構内や車内アナウンスが英語で流れるようになりました。

 『グローバル化』

私が小学生の頃(約20年前)からこの言葉はよく耳にしていました。しかし、それを肌で感じるようになったのはここ数年ではないでしょうか。

毎年どれくらいの外国人が訪日しているのでしょう?

以下は日本政府観光局(JNTO)が発表している訪日外客数(総数)です。

2013年: 10,363,904人

2014年: 13,413,467人

2015年: 19,737,409人

2016年: 9,728,200人(5月終了地点)

この数字から見ても分かるように、わずか数年で外国人観光客数が約2倍に増加している事が分かります。この変化に我々日本人はどのように向き合っていく必要があるのでしょうか。

 国際社会の中で生きていく上で必要な事は何だろう?

KIHSで日本史教員として教鞭を取り始めて今年で5年目になりました。この学校へ入ってくる生徒は皆英語に対して強い関心を持ち、将来は本校で学んだ英語を活かした進学や就職を希望する生徒が多くいます。

「国際社会の中で生きていく上で必要な事は何だろうか?」

こうした質問を生徒にぶつけると、

「外国の文化を理解する事だ」という答えが返ってきました。異文化理解、確かに国際社会の中で生きていくためには必要な事でしょう。しかし、外国の文化を理解するだけで「国際人」になったと言えるのでしょうか。

 

私の家族は国際ボランティア活動をしており、これまでに人種・国籍・性別を問わず多くの外国人をホームステイで受け入れてきました。その際、真っ先に話題に挙がるのは日本の伝統や文化でした。「あなたの国では○○に関してはどうなのですか。」と言った質問が当たり前のように飛んできます。特に奈良や京都へ観光に連れて行くと質問が止まりません。

その時に「私は日本の事はあまり詳しくないので分かりません」と言えるでしょうか。

そしてそれが人種や国籍を超えた共存であると言う事ができるのでしょうか。

異文化理解とは?

異文化理解とは、「日本と異なる文化を理解する事」だと私は考えます。つまり、自国の文化を理解して初めて異文化理解が成立するという事です。お互いの国の文化を理解し合い、そして共存する事ができる。これが今後の国際社会の中で生きていく上で最も必要な事であり、そしてそれができる人が「真の国際人」であると言えるのではないかと思います。

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長崎端島(軍艦島)

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福岡市博物館

長崎原爆資料館

長崎原爆資料館

出典 日本政府観光局(JNTO)

社会科・英語科教員 谷本 浩瑛

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