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2017.10.05 行事

1・3年生合同 ベトナム研修旅行を終えて

無事に帰国しました♪

9月28日朝、1年生と3年生は予定通り3日半のベトナム研修旅行を終えて一同無事に帰国しました。

毎日土砂降りの雨に合った昨年度とは異なり、今年度は雨季とは思えないような恵まれた天候の中で様々な活動を行うことが出来ました。

9/26の増田先生の報告に続いてその後の様子をお伝えします。

■クチトンネル・ドクさん講演

旅の2日目、26日には、クチでベトナム戦争時の戦闘の様子や人々の暮らしぶりを垣間見たり、枯葉剤の影響を受けたドクさんの講演を聞くなどし、平和の有り難さ、大切さに思いを馳せました。

■学校交流会

また、現地の高校との交流会では、両校の有志が歌やダンス、ジャグリングなどを発表し合い、それに続いて、あちらの高校生とKI生全員がペアとなって交流する機会も持ちました。

旅行出発前の登校日に行った練習が功を奏したのか、初対面にもかかわらず、各ペアともお互い熱心に質問したり、懸命に答えようとしたり、話を弾ませていたようです。(もちろん英語です!)その後は各班に2~3名の現地高校生が入り、街中へ自由散策に出かけました。

■ミト―散策

3日目はホーチミンとは自然環境の異なるミトーへと足を延ばし、散策やジャングルクルーズを楽しみました。特産の果物やはちみつのドリンクを振る舞ってもらったり、ニシキヘビを肩に乗せたり、という体験もありました。

午後にはお土産を買いにベンタン市場へ立ち寄りました。かなり強引な売り方に戸惑いもし、値段交渉にドキドキもし、ここでも日本との違いを大きく感じたことと思います。

その後、これもまた日本では見られないベトナムならではの、楽器の演奏や歌に合わせて操り人形が水上で物語を展開する水上人形劇を観劇して、ベトナムでの主な活動を終了しました。

旅を通して学んだこと…

ほとんどの参加者にとってベトナム訪問は初めての経験であり、特に1年生の中にはこれが人生初の海外旅行となった生徒も多くありました。一人一人が貴重な学び、体験をしたことと思います。生徒からの感想の一部をここに紹介します。

★生徒の感想

・ベトナム戦争は昔のことだと思っていましたが、決して自分と関係のないものではないと思いました。

・戦争証跡博物館では見ていて辛く苦しくなるような写真がたくさん展示されていて、身体の一部や命までをも奪われた人々があったという現実をとても悲しく思いました。

・もともと戦争はいけないことだと思っていましたが、その気持ちが前よりもずっと強くなりました。

・スーパーマーケットでは日本で見かけないお菓子や調味料などがたくさん置いてあってどれを買おうか迷いました。甘すぎるジュースなど、買って後悔した物もありますが、それも一つの思い出になりました。

・行く前は、ベトナム料理が口に合うか心配でしたが、食べてみるとおいしくてびっくりしました。

・現地の高校生との交流で、英語を使えたのはもちろん、人々の暮らしについて知ることが出来て、いい経験になりました。

・レホンフォン高校の人との交流ではとても緊張しましたが、話しかけると笑顔で対応してくれてとても楽しい時間を過ごせました。

・レホンフォン高校生と交流して自分の英語力の不十分さを認識しました。そして自分がこれからどういう姿勢で英語や世界のことを学んでいきたいのか、改めてよく考えることが出来ました。

・いろいろな先輩やベトナムの友達とたくさん喋って仲良くなれたことがとても嬉しかったです。

・元々仲の良い友達とはもっと仲良くなったり、これまであまり関わりのなかった先輩とも仲良くなれたり、とても良い思い出が出来ました。

・旅行に行く前はベトナムに対してあまりいい印象を持っていなかったのですが、行ってみて気持ちが変わりました。

・日本に戻って、日本はとても平和で恵まれた国だなと改めて感じました。

 

この研修旅行で得たものはひとりひとり様々だと思いますが、皆のこれからの学びや生き方に少しでも役立ててくれるよう願っています。

 

英語科 興野美穂

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