９月２２日（木）、昨年に引き続き兵庫県立三木高等学校から依頼を受け、模擬国連に関する特別出張講義を行いました。
三木高校の国際コミュニケーションコースを受講している３年生約４０名に対して「国連とその設立目的」といった基礎的なことを確認したのち、「国連総会で議論される内容やその方法」についてパワーポイントを使って詳しく説明しました。
その際、歴代の本校生が毎年恒例の関西高校生模擬国連大会に参加したときの写真などもふんだんに使いました。
実際に国際会議で使用される京都国際会館での白熱した高校生の様子を目の当たりにし、三木高校の生徒の皆さんも大変刺激を受けたようです。
１時間レクチャー形式で授業をしたのち、実際の模擬国連の手順に従って全員で実演してみました。点呼や多数決の方法から公式討論、非公式討論といった複雑なルールに、三木高校の皆さんは戸惑いながらも一生懸命取り組んでくれました。
今回の特別講義では、主に日本語で説明や議事進行を行いましたが、本校生が実際に参加する模擬国連大会では、これら全てが英語で行われます。本校の３年生がいかに高度な知識や技術、学びを要求され、いかにそれらを着実に身につけているかということを改めて認識させられました。３年間の充実した英語・国際教育の成せる業だと思います。
来たる３月には本校の１年生から３年生全員が参加する学内での模擬国連（KIHS Model United Nations：KI MUN）も行われます。１、２年生にとっては難しいことも多く、なかなか一筋縄ではいかないかもしれませんが、だからこそ面白いとも言えるでしょう。
チャレンジ精神と好奇心を持って取り組んでくれることを期待しています。
社会科 小谷真貴子
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