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2026.03.26 行事

卒業生へ贈る言葉 ~学年主任より~

数週間前から卒業式の夢を見ていて、寂しくなって目覚めるということを繰り返していたんですが、今日初めて担任としてリアルに壇上からこの景色を見て胸がいっぱいになっています。

保護者の皆様、大切に育てられたお子様が立派に成長され、今日、新たな門出を迎えられています。本当に、おめでとうございます。

卒業式2025

3年前、この区民センターで入学式があり、皆さんのKI生活が始まりました。Mr. WillardがKIを船、皆さんを船のクルーとたとえてお話されたこと、覚えていますか。KIという船旅の最終目的地で、今見えている景色は、どんなものでしょうか。

皆さんとの3年間のジャーニーはエキサイティングで波乱万丈でした。
「種中先生、ちょっといいですか。」
ドキーッ!
職員室で科目担当の先生から呼び止められ、受け持ちの生徒の授業態度や取り組みについて報告いただくときの担任の気持ち、皆は想像できないでしょう。「いやぁ~、すみません!」「ご対応ありがとうございます!」
こうやってご家族や担任など自分のために頭を下げてくれる存在があったことを忘れず、そしてこれからは自分の行動に対して頭を下げたり、周りに感謝をしたり、皆さんは本当の意味での「自己責任」を体感していきます。今では、そんな職員室のドキっとする報告さえも、もう無くなってしまうと思うと、愛おしく、恋しく感じてしまいます。

卒業式2025

さて、昨日の終業式で、「ことば」は生きるための希望、心に与える栄養のようなものだ、と皆さんにお話をしました。みなさんは特に「ことば」を学んでいるので、誰かの支えになるような言葉を、自分に関わる人たちにプレゼントしてください。

私が最後に、皆さんに贈りたい言葉は「正しく自己中であれ」ということです。
「自己中心的」という言葉は、利己的で我儘だ、としばしばネガティブな意味に用いられます。ただ、人生の主人公は誰ですか? 自分を世界の中心に据えて物事を考える、ということは至極当たり前なことです。いきすぎた自己犠牲は、自分のためにも、自分以外の人にも、社会のためにもなりません。いつも自分を大切にしてください。

あなたが幸せになることで、幸せになる人がいます。あなたが自分にとって暮らしやすい生活を考えることで、周囲や社会によりよい変化を起こせます。自分を中心に据えて「正しく自己中であること」「貪欲に自分の幸せを追及すること」を徹底してください。笑顔でいることだけが幸せではありません。喜・怒・哀・楽、それぞれの瞬間が尊く、その感情を味わえることが人生の醍醐味で、有難いことです。
周りから「自分のことを大切にしてね」と言われ続けた私が、今日ここで皆さんにこの言葉を伝えることができ、感無量です。

最後に、「35期生、人数も多いし大変ですね」と周りからどれだけ心配されても、毎日楽しく教員生活を送らせてくれて、みんなの人生の3年間に関わらせてくれてありがとう。誰になんと言われようと、35期生を3年間KIで受け持つことができたこと、そしてここにいる皆は私の人生の誇りです。個性豊かで、破天荒でいて真面目で、KIで大きく成長した素晴らしい皆を、私は心から愛しています。

これからも、正しく自己中に、あなたらしく、人生をカラフルに彩っていってください。
卒業おめでとう。

卒業式2025

3年生学年主任 種中 恵

 

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