K.I.H.S.WEBコラム

2015.12.07

アメリカで働きたい人必見! 事前に身に付けておくべき5つのスキル

日本とアメリカでは文化や価値観などが大きく異なるため、一度日本から飛び出してアメリカに渡ることで、さまざまな面で大きく成長することができます。こうした理由から、将来はアメリカで働きたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょう

ここでは、アメリカへ発つ前に身に付けておくべき5つのスキルをご紹介します。

1.英語力


アメリカで働くとなると、やはり英語力が必要不可欠です。企業に身を置くにあたり、社員同士のコミュニケーションは業務を効率よく進めていく上でなくてはならないもの。そのため、英語が話せないとなると内定は難しくなるといえます。
では、どれほどの英語力が必要なのでしょうか。1つの判断基準としては、TOEIC850点以上ともいわれており、“業務上円滑に意思疎通ができるレベル”とされています。企業によっては日本人が一人だけというところもあるかもしれません。そうした環境のなかで、支障をきたさずに仕事ができることが最低条件ともいえます。

英語がそれほど得意ではないという場合は、なるべく英語を必要としていない企業のなかから選ぶという選択肢も考えられます。範囲はある程度狭まりますが、業界によってはそれほど英語を必要としていなかったり、日本語を使う機会が多かったりということもあります。もっとも、より多くの企業から自身に合った就職先を見つけたいと考えるなら、若いうちから英語学習を始めておくことが望ましいといえます。

国内で英語学習を行うにあたり、おすすめの街としては東京や大阪などの都心部があげられます。新たなプロジェクトを始めたり、国際的に活躍できる人材の育成に注力したりと、東京や大阪などの都市部では、特に英語力向上に向けてあらゆる取り組みを行っているといえます。
英語力向上といえば、インターナショナルスクールの利用も方法の1つです。現在、インターナショナルスクールは東京や大阪をはじめ、全国各地で展開されているため、短期間で質の高い“生きた英語”を身に付けることも不可能ではありません。

2.海外経験

アメリカへの旅行・在住経験は、アメリカで就職する上で強力な武器となります。日本とアメリカとでは、生活習慣やライフラインなどが大きく異なります。なかには、「いざ内定をもらったとき、アメリカで問題なく生活できるか」という点を重視して内定を決める企業もあるといわれるほどです。そのため、海外旅行や在住の経験がある方は、積極的にアピールすることが重要です。

3.社会経験

アメリカの大学では企業研修がカリキュラムの1つとして組み込まれていることがあるため、そうした場合は大学在学中に社会経験を積むことができます。そのためアメリカでは、新社会人であっても、ある程度の知識やビジネスマナーを身に付けておくことは当然であるとされています。

社会経験を積んでいる方と積んでいない方とでは、有する知識やスキルの量、ビジネスマナーなどに大きく差が出ます。当然、即戦力を求めるアメリカ企業では前者が優遇されます。そのため、アメリカで働きたいと考えているなら、事前に社会経験を積んでおくことが大切となります。

4.コアスキル


コアスキルには、営業力、顧客との駆け引きを有利に進める力、マネジメント力などがあります。これらのスキルは、アメリカで働く際だけでなく日本で働く際にも必要となり、なおかつ、企業が利益を生むために欠かすことのできないスキルともいわれています。

そんなコアスキルを身に付けるためには、現在働いている企業で自身の実績をつくることが大切です。プロジェクトで成果を出したり、何らかの賞を受賞したりと、短い面接時間でしっかり伝えられるような実績が望ましいといえます。これにより、志望する企業からの内定を得やすくなります。

5.専門的なスキル

アメリカに限らず日本でもいえることですが、専門的なスキルを有している方はそうでない方と比べ、内定を得やすくなります。数ある企業のなかには専門的なスキルがなければ働くことができないところもあるため、法律や会計、またはMBAなど、自身が興味のある分野を明確にし、その分野に合ったスキルをあらかじめ身に付けておくことが重要だといえます。

スキルを身に付けスムーズな就職を!


いかがでしたか。これらのスキルがなければ就職できない、ということではありませんが、内定の得やすさには大きな差がつきます。こういった背景もあり、将来のことを考え、若いうちからインターナショナルスクールなどを利用してお子様に英語学習をさせる親御様は増えてきています。

将来、アメリカで働きたいと考えているなら、ぜひ上記5つのスキルを身に付けておきましょう。

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