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インターナショナルスクールと本校

インターナショナルスクールはどのような学校? 
~進路検討に当たって知っておくべきこと~

関西インターナショナルハイスクール(K.I.H.S.)の教育との比較を交えて

グローバル化の進展に伴い、インターナショナルスクールが脚光を浴びるようになりました。「インターナショナルスクール」とはどんな学校なのでしょうか。
「生きた英語」や国際教育に関心のある方が、インターナショナルスクールへの進学も視野に入れて将来進路を検討するに当たって事前に知っておくべき事柄を以下にまとめました。関西インターナショナルハイスクール(K.I.H.S.)の教育との比較も交えて紹介します。

インターナショナルスクールとは?

インターナショナルスクールへの期待

  • 「生きた英語」が使えて、外国人と協力して対等に仕事ができるグローバル人材の育成は待ったなしの状況です。
    都会から遠く離れた自然に囲まれた環境にありながら、就職率が毎年ほぼ100%の「国際教養大学(Akita International University)」 開校数年にしてグローバル人材育成力が認められ、最近は入試難易度が東京大学に近づいています。この国際教養大学の基本的な教育のあり方を設計したのが初代学長の中嶋嶺雄先生です。中嶋先生は、その著書『世界に通用する子ども育て方』(フォレスト出版)の中で次のように記しています。
  • 「現在、韓国、中国、台湾をはじめとするアジア諸国では、子どもたちの英語教育に積極的に取り組んでいます。これはグローバル化の時代に対応し、「世界に通用する人材」を育成しようとする国家的な戦略だと言えるでしょう。日本においても、教育を根本的に変え、グローバル世界で活躍できる人材を育てていかなければ、もはや(リーマンショック後に起こった経済的・社会的な)この停滞からは抜け出せないのではないでしょうか・・・。では、「世界に通用する人材」に必要とされるのは、いったい何でしょうか。それは、異文化を理解することです。そのためには、まず言語の壁をクリアしなければいけません。 現在、世界の共通語のポジションにあるのは、文句なしに英語です。
  • グローバル化の進展に伴い、異文化を理解でき、英語を使える「世界に通用する人材」を育てる教育がいよいよ必要とされています。その必要性を痛感しているのは、国際競争に日々さらされている経済界・産業界です。その結果、国際教養大学出身の学生を採用したいという求人行動となり、国際教養大学の「就職率(ほぼ)100%」という数字に現れているのでしょう。
  • 「異文化理解」、「使える英語」、「世界に通用する人材」、この3つのキーワードにピッタリなのがインターナショナルスクールです。グローバル化が進むにつれ、インターナショナルスクールに対する期待は増しています。
    それではインターナショナルスクールとはどんな学校でしょうか。インターナショナルスクールも時代の必要から生まれました。歴史面から考えると「インターナショナルスクール」という学校の性質が見えてきます。

インターナショナルスクールの歴史

  • 初期のインターナショナルスクールは19世紀後半、日本やスイス、トルコなどで作られました。産業革命の進展や国民国家の形成、帝国主義の拡大に伴い、国際機関やNGO、大使館・領事館に勤務する職員が増加し、また商用上の理由などで外国に居住する人々も増えてきました。インターナショナルスクールはそのような人々の子どもたちの教育のために設立されました。
  • 鎖国政策を続けていた日本では、明治維新による開国に伴い、欧米からキリスト教の宣教師が来日しました。明治政府も富国強兵・殖産興業による国家の近代化を推進し、欧米から多くの教育者や技術者を招きました。このような人々の中には家族で日本に居住する者もあり、子どもの教育の必要から初期のインターナショナルスクールが設立されました。例えば、最初のインターナショナルスクールは、1872年(明治5年)にカトリック教会のサンモール修道会のフランス人の修道女によって始められました(サンモール・インターナショナルスクール)。余談になりますが、”Boys, be ambitious!(少年よ、大志を抱け)”で有名なクラーク博士が札幌農学校で教鞭をとったのは1876年(明治9年)のこと。開国後ほどなくして、すでに札幌農学校では英語オンリーで授業を行っていました。ちなみに、その著『武士道』で日本を諸外国に紹介した新渡戸稲造は札幌農学校二期生で、見事な英語で著わしています。新進気鋭の精神に満ちた時代の勢いを感じます。
  • 関東大震災の翌年、1924年(大正13年)に横浜の外国人国際ビジネスコミュニティーにより横浜インターナショナルスクールが創立されました。同校は世界で2番目にインターナショナルスクールと称した学校です。ちなみに世界で最初にインターナショナルスクールと称したのは、同年、国際連盟の幹事などによりスイス・ジュネーブ州に創設されたジュネーブ・インターナショナルスクールです。
  • このように草創期のインターナショナルスクールは外国人子女のための教育機関でした。しかし、第2次世界大戦後、日本企業がビジネス拡大のため海外に企業活動を展開するようになると、日本人社員の子女が海外の現地校で学ぶようになり、インターナショナルスクールは海外から帰国した帰国子女も受け入れるようになりました。また、英語・国際教育の重要性を感じた日本人が子女をインターナショナルスクールで学ばせたいという時代のうねりの中で、海外経験のない日本人子女も受け入れるインターナショナルスクールも増えてきました。
  • 1980年代、日本企業が繁栄の絶頂期を迎え世界経済に大きな影響力を与えるようになると、帰国子女受入専門受け入れ校として同志社国際高校が創立されました(1980年)。また、帰国子女や日本人子女を数多く受け入れ、英語で国際教育を実施する新しい形のインターナショナルスクールも生まれました。大阪の地に1988年に大阪YMCAインターナショナルハイスクール、その翌年、同じ大阪の地に関西インターナショナルハイスクール(K.I.H.S.)が創立されました。また、1991年には阪急電鉄が外国人子女及び帰国子女を主な募集対象として大阪インターナショナルスクール(現・関西学院大阪インターナショナルスクール)と大阪国際文化中学校・高校(現・関西学院千里国際中学部・高等部)を創立しました。京都では1994年に立命館が帰国子女を数多く受け入れる立命館宇治高校をスタートさせました。
  • 21世紀に入りグローバル化の勢いが増すにつれて、外国人スタッフが英語で指導するプレスクールが増えてきました。これに対応するように、文部科学省は教育行政の舵を大きく切り、学校教育法上の教育課程特例校という位置づけで、2009年には多国籍児童を対象とした幕張インターナショナルスクールが千葉県に、2011年には日本人小学生と外国人子女を対象に同志社国際学院初等部・国際部(同志社インターナショナルアカデミー)が京都に設立されました。なお、国際部は大学入学資格のIB(国際バカロレア)資格認定を目指しています。
  • 高校学習指導要領を遵守させる行政指導をおこなってきた文部科学省は、2015年には日本の高校学習指導要領とは異なる教育課程のIB認定校を4年間で200校設けるという施策も発表。これも高校学習指導要領とIBの双方を無理なく履修できるようにするという文科省による特例措置です。IBは本来インターナショナルスクールで実施されてきた教育課程で、文科省が正式に多数の学校の高校教育にIBプログラムを導入しようとしていること自体、特筆に値します。2013年にはIBを教育課程とするインターナショナルスクールを高等学校として創立することを認めています。このISAK(インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)は国際高等学校として2014年8月に開校しました。このままでは日本が国際社会に取り残されるという強い危機感が背後に流れています。

インターナショナルスクールの定義

  • インターナショナルスクールの歴史からも分かるように、狭義のインターナショナルスクールは、多国籍の生徒を対象に英語(※)で教育を施す学校です。広義では、帰国子女や日本人子女を主な対象に英語で国際教育を施す学校もインターナショナルスクールと呼ばれ、朝鮮人学校や中華学校などの民族学校もインターナショナルスクールに数えられることがあります。
  • ※英語が一般的ですが、他の言語の場合もあります。例えば外国人が多く居住する横浜と神戸にはドイツ語で授業を実施するインターナショナルスクールがあります。しかし、日本ではほとんどの場合、英語が使用されていますので、以下の記事は英語に限定して記します。
  • 文部科学省のホームページには次のように記されています。
    「インターナショナルスクールについて、法令上特段の規定はないが、一般的には、主に英語により授業が行われ、外国人児童生徒を対象とする教育施設であると捉えられている。」
  • 最近、プレスクール(保育園・幼稚園)の中にはインターナショナルスクールと称する私塾程度の教育施設が増えてきました。インターナショナルスクールの人気や必要性から作られていますが、教育理念などに疑問符をつけざるを得ない私塾程度のプレスクールには注意が必要です。なお、本稿が対象とするインターナショナルスクールは、政府の認可校あるいは国際的な基準に則っている学校に限定します。主にインターナショナルスクールの中学部・高等部(あるいは中等教育学校)について記します。
  • 以上は日本でのインターナショナルスクールの定義ですが、国際的にはインターナショナルスクールとはどんな学校でしょうか。ウィキペディアで”international school”を検索すると次のように記されています。
  • An international school is a school that promotes international education, in an international environment, either by adopting a curriculum such as that of the International Baccalaureate, Edexcel or Cambridge International Examinations, or by following a national curriculum different from that of the school's country of residence.
  • インターナショナルスクールとは、国際的な環境で国際教育を施す学校です。インターナショナルスクールは、国際バカロレア、EdexcelもしくはCIE(Cambridge International Examinations)のようなカリキュラムを採用、あるいは国内の学校とは異なるカリキュラムを採用している学校です。インターナショナルスクールに関する文部科学省及びウィキペディアに記されている定義は狭義のインターナショナルスクールですが、概要は次のように理解できます。
    インターナショナルスクールとは、多国籍の生徒を対象に主に英語で国際教育を実施する学校です。インターナショナルスクールのカリキュラムは、国際的に認められた教育課程、あるいはイギリスやカナダなどのカリキュラムを採用しています。

インターナショナルスクールの特徴

インターナショナルスクールの特徴とは何でしょうか。3つの特徴を取り上げます。

  • 使用言語―「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」―
  • 少人数授業(1クラス20名程度)
  • ディスカッションなどの教育手法、個人の意見や多様性を尊重する教育理念
  • 1)使用言語―「英語を学ぶ」のではなく、「英語で学ぶ」―

    今日の世界共通語は英語です。インターナショナルスクールは、グローバル化時代にふさわしい英語による国際教育を実践しており、英語イマ―ジョン教育とも呼ばれています。日本では、受験英語に代表される英語教育の結果、大学卒業時点で少なくとも8年間も英語教育を受けていながら、英語が話せない大卒生が大半です。英語ネイティブ・スピーカーでも難解な大学入試問題を解くことができるにもかかわらず、なぜ英語が話せないのでしょうか。それは文法や訳読の訓練を受けていても、「英語を話す」、「英語を使う」という基本的な訓練を受けていないからです。

  • ■正確な文法や発音は大切ですが、それよりも大切なことは実際に英語が使えることです。しかし、日本の教育の強調点が極端なほどに「正解」「正確さ」に置かれているため、「間違い」を恐れて英語が話せない、英語を使えないという本末転倒の状況です。社会に出ると仕事や社会生活の中では問題発見・解決能力が求められます。しかし、日本の教育における「正解至上主義」(正解至上主義の問題点は、教科書や入試問題という限定された世界での「正解」を求めていることです)が、正解以外を否定する日本型教育は日本人の自信喪失のひとつの原因となっているのではないでしょうか。インターナショナルスクールではこのような弊害は起こりません。この点は、この項目のテーマとは異なる議論ですので、「少人数教育」の項目で取り上げます。インターナショナルスクールでは、英語で授業が展開され、日常的に英語を使う環境です。実践的な英語力が磨かれる教育です。
  • 関西インターナショナルハイスクール(以下K.I.H.S.)の場合
    それでは、関西インターナショナルハイスクール(以下K.I.H.S.)の場合はどうでしょうか。
  • ⅰ)使用言語は英語と日本語
    K.I.H.S.で英語ネイティブの教員が英語で授業を行う点は、一般のインターナショナルスクールと共通しています。ただし、英語での授業が半数程度で、残りの半数は日本語で授業が行われています(※)。

    ※K.I.H.S.では外国人教員の授業は4割近くですが、日本人教員も英文資料・英文教科書を使用して英語で授業を行う場合があります。このため、半数程度の授業は英語で行われます。

  • ⅱ)募集対象と教育指針の違い
    K.I.H.S.での使用言語が「英語と日本語」の両言語としているのは、募集対象となる生徒の違いのためです。一般のインターナショナルスクールの場合、英語ができることを条件に受け入れを行います。一方、K.I.H.S.では中学英語(標準程度)の英語力があれば受け入れます。入学段階では原則として英語を話す能力は問いません。K.I.H.S.の教育指針のひとつが、入学段階では英語を話せない生徒に実践的な英語運用能力を習得させることだからです。

  • ⅲ)日本人がインターナショナルスクールに入学する際に生じる課題とK.I.H.S.
    なお、経済・産業界のグローバル化に伴いグローバル人材の重要性が増すに従い、「生きた英語」「使える英語」の習得を目指してインターナショナルスクールに子どもを入学させたいという保護者が増えてきています。英語を母語とする外国人生徒の場合はさておき、母語が日本語の場合、インターナショナルスクールに入学すると日本語力の発達が課題となるという指摘がなされることがあります。K.I.H.S.はこの課題を解決する教育を行っています。

  • ⅳ)“国語教育”にも対応するK.I.H.S.のカリキュラム
    K.I.H.S.では、一般のインターナショナルスクールの“国語教育”課題に対応するため、日本人の高校教員による授業も数多く取り入れています。外国人教員の授業は、「英語科」「国際教養科」の高校に比べても圧倒的なコマ数を誇っており、外国人教員の授業で実践的な英語運用能力を習得させる一方、高校の「国語(国語総合、現代文、古典など)」や「社会(日本史A、世界史B、現代社会、政治経済など)」は日本人の高校教員が日本語で授業を行います。
  • ⅴ)K.I.H.S.が“国語教育”“国際教育”を大切にしている理由
    K.I.H.S.が日本語力を大切にしているのは、母語が十分に発達することがない限り、英語力の伸びも制限されると考えているからです。知性と教養を涵養して日本人としてのアイデンティティーを確立するためにも国語教育は大切です。一方、自国や自国文化を大切にしない限り、他国や他国の文化を大切にすることができません。外国の文化や価値観に触れることが、自分を見つめ直す契機となり、健全な日本人としてのアイデンティティー確立の助けとなります。 詳しくはコチラ https://www.kihs.jp/guide/curri.html
  • 2)少人数授業(1クラス20名程度)
    インターナショナルスクールの教育上の大きな特徴として、少人数授業が挙げられます。
  • ⅰ)日本の学校―40人学級の限界―
    日本の中学校や高校では一般に40人学級を基本としています。1クラスに生徒が40人いますと、授業は先生が一方的に教える講義型授業になりがちです。主体性や思考力・表現力を育むためにアクティブ・ラーニングの重要性が強調されていますが、標榜することは簡単ですが、40人学級でのアクティブ・ラーニングの実現は困難です。また、生徒数が1クラス40名もいますと、生徒の個性を尊重し、個性を伸ばす教育には限界があります。クラス運営には一定の平等性が必要となるため、日本の社会的・文化的風土も影響して、過度に平等を押し付けがちになり、「横並び教育」という弊害が生じます。
  • ⅱ)インターナショナルスクールの原則は20人学級
    一方、インターナショナルスクールでは1クラスの生徒数が20人程度となっており、児童生徒が自ら授業に積極的に関わる参加型授業となります。グループ・ディスカッションやプレゼンテーション、調べもの学習などを通して、「考える力をつける」、「発信力を高める」など主体性、論理的思考力やコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を育んでいきます。インターナショナルスクールの教育は、まさに欧米型の授業スタイルで、グローバル人材として必要な能力を養います。
  • 3)ディスカッションなどの教育手法、個人の意見や多様性を尊重する教育理念
    グループ・ディスカッションやプレゼンなどを多用するインターナショナルスクールの授業は、現実社会では社会事象や人文事象などについて、『「正解」は必ずしも存在する訳ではない、むしろ課題を発見し、解決する資質や能力を育むことの方が大切である』という教育の基本理念に基づいています。
    実際、生徒個人の興味関心を引き出すことで、自ら学ぶ姿勢を養い、自ら課題や問題を発見・解決しようとする資質を育む方が、現実社会ではより有益であるからです。このような教育は、「正解至上主義」の日本型教育とは大きく異なります。正解の重要性を否定する訳ではありませんが、まず生徒が自分の意見や見解を自由に主張して、議論できる教育環境でなければ、主体的に物事を考える訓練はできないのではないでしょうか。インターナショナルスクールでは、多国籍の生徒同士が違いを超えて互いを尊重しつつ、それぞれの意見をシェアし新しい気づきや発見を共有する環境で、グローバル社会で大切な資質を培っています。これは欧米型の教育でも同様の事が言えますが、同時に多様性を尊重するインターナショナルスクールならではの教育です。
    詳しくはコチラ https://www.kihs.jp/feature/feature.html

インターナショナルスクールとK.I.H.S.の法律的な位置づけの違い

インターナショナルスクールについて、日本の法律ではどのような位置づけとなっているのでしょうか。関西インターナショナルハイスクール(K.I.H.S.)との違いについて記します。

  • 1)一般のインターナショナルスクール
    日本で運営されているインターナショナルスクールの中には学校教育法第134条に基づき、「各種学校」として都道府県知事の認可を受けている学校が数多く存在します。日本の法律では無認可の学校も存在していますが、国際基準や外国の教育制度に基づくカリキュラムで適正に運営されている学校もあります。また、2009年以降、文部科学省のグローバル化対応による特例措置により認可された幕張インターナショナルスクールやISAK(インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)などは学校教育法1条校として運営されています。一方、法律的な根拠がなく、カリキュラムや教員スタッフ、校舎において不適正な学校も残念ながら存在しますので、入学を検討するに当たって、きっちり調べることが大切です。
  • 2)K.I.H.S.の法律的な位置づけ
    関西インターナショナルハイスクール(K.I.H.S.)や大阪YMCAインターナショナルハイスクールは、日本の法律では学校教育法124条~133条に規定されている専修学校の高等課程です。専修学校は、職業もしくは実際生活に必要な能力を育成し、又は教養の向上を図ることを目的として設置された組織的な教育を施す学校で、教育課程、教職員、校舎、教室などについて学校教育法及び専修学校設置基準の規定を満たしていなければなりません。
    K.I.H.S.は専修学校の特徴を活かして、実際生活に必要な能力や教養の向上を目指す教育を行っており、高校と同じく中学卒業生が募集対象の高等課程で、正式名称・関西外語専門学校国際高等課程として大阪府の認可を受けています。
    K.I.H.S.では、次の点で一般の高校に比べ自由度の大きい専修学校制度を活用して、インターナショナルスクールとしての高校教育を実施しています。
  • ⅰ)外国人教員が授業を直接担当
    外国人教員は基本的にCELTAやTESOLなどの英語を教える国際資格をもっています。一方、日本人教員は基本的に日本の高校教員免許を持っています。
    ⅱ)アメリカ・イギリスの中等教育学校の教科書を使用
    外国人教員と一部の日本人教員によるSocial Studies(社会科)やScience(理科)の授業は英文教科書を使用します。外国人教員のよる英語の授業はESL*教材を使用します。なお、多くの日本人教員による授業は文部科学省検定の高校教科書を使用します。
    *English as a Second Languageの略。英語力習得用に開発された教材
    ⅲ)カリキュラム
    アメリカの高校と日本の高校のカリキュラムを融合した教育課程
  • この3点から分かるように、K.I.H.S.は、教育理念では一般のインターナショナルスクールと基本的に同じですが、教育の実践面では一般のインターナショナルスクールの長所と高校の長所を融合した教育となっています。
    詳しくはコチラ https://www.kihs.jp/guide/legally.html
  • 3)文部科学省による大学入学資格付与校としてのK.I.H.S.
    文部科学省の指定を受けた専修学校・高等課程(3年制)を卒業した生徒には、大学の入学に関し高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められ、大学入学資格が与えられます。
  • ⅰ)一般のインターナショナルスクール卒業生の進路
    最近、日本国内においてインターナショナルスクールの高等部卒業生に高校卒業と同程度以上の学力があるとみなし入学を認める大学が増えてきました。IB(国際バカロレア)資格を活用して有名・難関大学に入学する方法もあります。しかし、日本の大学への入学は制限されています。このため、インターナショナルスクール卒業生はアメリカやイギリスなど海外の大学に進学することが一般的です。ただし、日本の大学のグローバル化対応や入試制度改革、インターナショナルスクールの多様化に伴い、今後、国内大学への進学者が増加することが見込まれます。
    ※海外留学について留意しなければならないことは、アメリカやイギリスなど海外の大学を卒業するには高額な学費がかかることです。コミュニティーカレッジや公立大学は比較すると学費が軽減されますが、それでも日本国内の大学進学とは比較にならないほど高額となります。
    ⅱ)K.I.H.S.卒業生の進路
    K.I.H.S.卒業生は、一般のインターナショナルスクール卒業生と異なり、日本国内の大学に進学することが多い状況です。これは、K.I.H.S.では、法律上も日本の大学入学資格があることに加えて、日本の大学進学にも対応できる教育を実施しているためです。ただし、日本の大学に進学する生徒の多くが、留学制度を整備している大学・学部に進学している、という実態があります。大学在学中に留学するかどうかは個人によりますが、海外留学を視野に入れた進路選択をしていると言えるでしょう。大学の留学制度を利用すると、比較的安く留学できます。K.I.H.S.卒業生は各大学の留学制度を活用しています。
    また、日本の高校卒業生に比べると、海外の大学等に直接進学する卒業生比率が高いこともK.I.H.S.卒業生の特徴です。
    詳しくはコチラ https://www.kihs.jp/feature/results.html
    ⅲ)文部科学省の大学入学資格付与校の基準とK.I.H.S.
    文部科学省は一定の基準を満たしている専修学校・高等課程に大学入学資格を付与しています。基準を満たすには主に次の3点が必要要件となります。以下に文科省の基準とK.I.H.S.の実際の教育を比較して記します。
    ⅰ)カリキュラム(教育課程)修了に必要な総授業数が74単位(2,590時間)以上であること。K.I.H.S.は卒業までに98単位の授業を実施しています。
    ⅱ)カリキュラムにおいて、高校の学習指導要領に基づく「国語」「地理歴史」「公民」などの普通科目が卒業までに12単位以上となっていること。K.I.H.S.では卒業までに34単位~42単位*の高校普通科目を履修します。
    *集中授業科目(選択制)の履修科目により生徒によって卒業までの単位数が異なる。
    ⅲ)普通科目担当教員は、高校教員免許を有していることが望ましい。K.I.H.S.では基本的に高校教員免許を有している高校教員が普通科目を担当しています。

インターナショナルスクールの学費

次にインターナショナルスクールの学費について取り上げます。日本国内のインターナショナルスクールに限っての学費です。

  • 1)一般的なインターナショナルスクールの場合
    インターナショナルスクールの学費は、日本の私立中学校・高校に比べると比較にならないほど高額です。年間200万円を超えることが一般的で、入学時納付金を含めると300万円を超える学校もあります。このため、インターナショナルスクールへの入学を検討するに当たって、卒業までに必要な学費を算出するなど、学費ついて事前に考慮することが必要です。
    次の表は、日本の代表的なインターナショナルスクール・高等部の学費比較表です。
  • インターナショナルスクール学費比較表【入学年度・Grade 10】

      入学金* 授業料 施設設備費・その他学費
    A校 210,000円 1,765,000円 565,000円 2,540,000円
    B校 300,000円 2,070,000円 500,000円 2,870,000円
    C校 800,000円 1,710,000円 72,000円 2,582,000円
    D校 750,000円 2,610,000円 110,000円 3,470,000円
    E校 300,000円 1,800,000円 1,150,000円 3,250,000円

    *入学金のほか、入学時にのみに必要な施設費などの学費を含む。但し、諸費は除く。

  • なお、各種学校として認可されているインターナショナルスクールは、高校等に在学の生徒が受給対象となる就学支援金の対象となっています。就学支援金は高等部で学ぶ生徒が対象で、所得制限があります。なお、支給される学校(一部抜粋)は以下の通りです。詳しくは下記の文部科学省のホームページを確認下さい。
  • 高等学校等就学支援金の受給対象となるインターナショナルスクール(一部抜粋)
    北海道インターナショナルスクール
    東北インターナショナルスクール
    セント・メリーズ・インターナショナル・スクール
    サンモール インターナショナル スクール
    ホライゾンジャパンインターナショナルスクール
    聖心インターナショナルスクール
    横浜インターナショナルスクール
    マリスト・ブラザーズ・インターナショナル・スクール
    広島インターナショナルスクール
    福岡インターナショナル・スクール
    沖縄クリスチャンスクールインターナショナル
  • 高等学校等就学支援金制度の対象として指定した外国人学校等の一覧(文部科学省)
    http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/1307345.htm
  • 2)関西インターナショナルハイスクール(K.I.H.S.)の場合
    K.I.H.S.の学費は、大阪府認可校として大阪府より一定の補助を受けています。また、経営努力により一般の私立高校の学費とあまり変わらない学費で運営しています。このため、学費面でも私立高校進学と同じ基準で比較検討が可能です。
    また、K.I.H.S.は私立高校と同じく、就学支援金・大阪府授業料無償化(授業料支援補助金)対象校で、下記学費より減額されます。ただし、就学支援金等には所得制限があります。
  •   入学金* 授業料 施設設備費・その他学費
    本校(K.I.H.S.) 220,000円 540,000円 185,000円 950,000円

    ※集中授業科目(選択制)2科目分を含む。但し、教科書代、PTSA会費、研修旅行積立金などの諸費を除く

    詳しくはコチラ https://www.kihs.jp/exam/price.html

インターナショナルスクールの入試

インターナショナルスクールとK.I.H.S.の入試概要を取り上げます。

  • インターナショナルスクールの入試概要
    インターナショナルスクールは、本来日本に在留する外国人の子どもたちのための学校です。このような外国人子女は親の仕事の関係で来日したり離日したりします。この関係でインターナショナルスクールでは、基本的に生徒の編転入が随時行われます。インターナショナルスクールでの受験資格については、各校に直接確認する必要がありますが、一般的には英語ができること以外の条件を課していない学校が多いようです。授業はすべて英語で行われますので相当の英語力が求められます。入学試験では面接試験に1時間以上を割く学校が多く、英語力も判定されます。 なお、インターナショナルスクールの授業は20名程度を原則にしておりますので、設置目的や定員の関係で日本人子女の受入には1年以上かかる場合もあります。入試に関しては各インターナショナルスクールの教育方針や実情などにより異なりますので、直接お問い合わせください。
  • 関西インターナショナルハイスクール(K.I.H.S.)の入試概要 K.I.H.S.の募集対象は、中学校卒業(見込)生です。国内・国外を問わず、9年間の学校教育を受けていることが条件で、国籍は問いません。また、定員に余裕がある場合、海外帰国生など転編入生も受け入れています。
    入学条件として少なくとも中学英語(標準程度)が必要です。入学段階では英語は話せる必要はありません。しかし、一定の国語力(日本語能力)があることを受入れ位条件としています。このため、筆記試験では英語と作文(国語)を設けています。
    面接では、日々宿題も出される学校であるため、学習意欲や英語学習に対する資質などが問われます。
    一般の高校との大きな違いは、帰国生・帰国子女の割合が多く、学年にもよりますが15%前後が海外での学校教育を受けた経験のある生徒も学びます。また、外国人生徒や保護者の1人が外国人という生徒も比較的多い学校です。
    入試の詳細についてはホームページを確認下さい。
    入試についてはコチラ https://www.kihs.jp/exam/guideline.html

終わりに ―「グローバル化時代」を生きるために―

グローバル化が今後いっそう進展するため、英語・国際教育はいよいよ重要となります。インターナショナルスクールは、「英語科」「国際教養科」の高校とは比較にならない本格的な英語・国際教育を実践しています。グローバル化時代に活躍できる「世界に通用する人材」育成には、インターナショナルスクールの役割が大きいと言えるでしょう。国内にはさまざまな種類のインターナショナルスクールがあります。学校によって設置目的、教育理念、指導方針、教育課程、教職員体制などが異なります。入学に際しては、各校のホームページ、学校案内などを確認することをお勧めします。
グローバル化時代を生きるために大切なことは、児童生徒の能力や資質に合う学校を選び、将来の活躍への確かなステップとすることです。


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