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1年生近況について

1年生近況報告

あっという間に6月も末にさしかかろうとしています。今年度も、早くも折り返し地点です。

今回は、1年生のこれまでの様子、報告をさせていただきます。

KIで受ける初めての中間テストが終わりました。ご家庭で息子さん、娘さんたちからの報告がたくさんあったでしょうか。ある生徒は、初めてのテストに「もう〇〇先生の出題形式はわかったから、次の期末はばっちりです!」と宣言してくれたり、またある生徒は、あと一点で満点のうっかりミスに泣き、そしてある生徒は思いがけずの髙得点に目を丸くして驚き、それぞれの結果に一喜一憂していました。が、ほっとするのも束の間、また新たに授業が始まっています。そして、きっとすぐに、期末テストもやってきます。ここで気を抜くか、さらに馬力を上げるかで、この先の学校生活も変わってくることでしょう。今回の結果、経験をしっかり振り返って、新たなる頑張りを見せてくれることを期待しています。

さて、入学前オリエンテーションに始まり、情報授業、入学式、そして通常授業、GW、中間考査と、目まぐるしく時が流れる中、この学年は、本当に真面目に授業に参加、懸命に課題に取り組んでくれています。緊急事態宣言下において、ともすれば心身が持っていかれそうな感覚に陥るときもありましたが、生徒たちは皆明るく、元気に、健気で素直で無邪気で、生き生きと、ここKIで学校生活を送ってくれている印象です。

 

レベル別、縦割りの授業にとまどったのも初めの数週間だったのではないでしょうか。今やすっかり慣れ、また、クラスを隔てて友達も増え、休み時間、昼食時も元気な声がそこかしこと響いています。そしてここに来て、クラスの特徴も見えてきました。一見クールな優等生風の1組さん、授業中は一番静かに聞いてくれて優秀です。2組は、頼れるリーダーを中心に、全体がすぐまとまる協力的な穏やかクラス。クラスのにこにこ笑顔さんたちに癒されます。声の大きさ、元気さならこのクラスが断トツ、3組さん!教室はいつも、楽しそうな笑い声が絶えません。授業中のリアクションも一番です。GW前に実施した個人面談で、ほぼ全員が、「学校生活が楽しい」と答えてくれた事は、何よりうれしかったことです。

 

とは言え、慣れてくればくればで、人間関係、学習面、生活面での変化も現れてくるものです。素直で礼儀正しい生徒たちですが、そこは思春期真っ只中、高校という新しい社会においての行動の仕方、自分の立ち位置に戸惑い、どうしてよいのかわからなくなるときもあるでしょう。私たち担任団は初めから、「自己責任」という言葉を皆さんに伝えてきています。生きていく中で、自分が自由に振舞うことによって生じる他者への迷惑、そして最終的には自分が受けるであろうダメージを想像できる賢明さを持ち合わせていなければいけません。私自身の高校時代を振り返ってみても、よくもあのような行動をとったものだと、赤面、反省することしきりです。誰しも経験しなければわからないこと、失敗して学ぶことがあります。そのことに気づかせてくれる友達であったり、親を含む周りの年長者の方々に感謝しつつ、歩んでいきたいものですね。皆さんの中で、もし今、悩み事、疑問点などあれば、些細な事と思わずに相談してください。もちろん、保護者の皆様におかれましても、同じです。知らなかった、聞いていなかった、わかっていなかった、というようなことがないように、全員の健全な幸せな生活のために、常に生徒、学校、ご家庭での連携を取っていきたい所存です。

 

学校生活を送る上で、伝えたい3つのこと

1年生に限らず、KIのすべての生徒の皆さんに伝えたいことが、3つあります。

一つ目は「タイムマネジメント」です。生徒たちは、KIは宿題、小テストが多いと言います。これは、入学前に伝えていたことで周知のはずですが、意識すれば決してこなせない量ではありません。限りある時間に優先順位をつけて、計画的に使う術を是非、KIで培ってください。必ず卒業後に活かされます。

二つ目は「レジリエンス」(resilience)です。Level 2の英語授業で、宇宙飛行士若田光一さんの宇宙での活躍の内容を扱いましたが、先日、宇宙より無事帰還された宇宙飛行士の野口聡一さんが搭乗されていた機体の名前が「レジリエンス」でした。これには「困難から回復する力」などの意味があり、遠く宇宙からコロナ禍に苦しむ地球に向けての祈りと願いをこめて搭乗員4人の方々で相談して決めたそうです。

「ケンブリッジ英英辞典」によると、”resilience” は

the ability to be happy, successful, etc., again after something difficult or bad has happened

とあります。単なるストレス耐性ということだけではなく、そこから問題点を見つけ出して解決、再び成長することへ持っていける能力、という意味です。KIで過ごす私たち全員が、強い意志、信念をもって、成長しゆく存在でありますように。

三つめは「ハーモニー」。生徒たちを見渡すと、それぞれが本当に個性豊かです。性格も違うことさながら、ダンスが得意な子、釣りが大好きで毎回大きな魚を釣ってくる子、サーフィンが好きな子、楽器演奏が好きな子など、特技も様々です。先日、ギターが得意な女子に終礼時にお願いして一曲弾いてもらいました。その生徒の指から爪弾かれる音色に合わせて、私たちの気持ちが寄り添って一体化する温かくも澄み切った瞬間が、何とも心地よかったです。一人一人が奏でる音色が、素敵なハーモニーとなって、みんなの心を温かく癒してくれますように。

最後になりましたが、今の自分を色に例えたら何色?とクラスの生徒に聞いたところ、「白」という答えが多かったです。理由は、これからまだまだ、染まりゆくスタートだからということでした。

何色に染まって行くか...。私たち大人は、その変化を楽しみにしつつ、責任をもって温かく見守っていきたいです。。

 

1年2組担任・英語科教員 安井香苗

 

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