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関学大キャリアセンター職員による進路研修を実施しました

関西インターナショナルハイスクールの進路指導方針と進路選択

本校の進路指導は、関関同立や関西外大・京都外大への進学を目指しつつ、生徒一人ひとりの希望を尊重しております。

では、生徒たちは実際のところ、どのように進路選択をしたら良いのでしょうか。大学進学後、実際の就職活動で大切なことは何なのでしょうか。

関西学院大学でのキャリア指導の生の声

この度、1・2年生に自分の将来のことを考える機会を提供するため、関西学院大学キャリアセンターで就職活動を支援しておられる矢橋洋先生にお越しいただき、進路研修を実施しました。

矢橋先生は、キャリア支援課の課長として数多くの企業の採用担当者ともつながっており、キャリア指導最前線の、生の声を届けてくださいました。

英語力や国際力の大切さ

矢橋先生はこの研修の中で次のようにおっしゃっていました。英語運用能力は、先生が就職した1990年代であれば、国際貿易を担う商社や、国際貨物や航空などの運輸、旅行や宿泊業など、業界は限られていたそうです。しかし、グローバル化が進む現在、担当業務にもよると思いますが、あらゆる業界で英語力は必要とされているとのことです。特にグローバル企業や外資系企業、国際協力団体などは高い英語力が求められます。もちろん、英語ができるだけで就職できるわけではありません。外国人など多様な文化や価値観をもった人々と共に働くことができる多様性への理解や、自ら判断して自ら考え行動できる主体性、困難を乗り越える粘り強さなども、高校時代の今から養っておく必要があるそうです。

現実社会を生き抜くための10のチカラ

そのようなチカラに加えて、「幅広い知識や専門性」、「論理的思考力」、「生涯にわたって学び続ける力」や「対立する価値を調整する力」、「豊かな人間関係を築く力」など、関西学院大学では、「世界市民として必要な10の力」(Kwanseiコンピテンシー;関西学院大学の学校案内『空の翼』P.11参照)を養うよう指導しているそうです。要するに、「人間力を高める」ことが大切だとのことでした。

 

社会の変化をとらえるキーワード―グローバル化とデジタル化―

日本社会は、少子高齢化・人口減少が進んでいきます。企業は国内だけで活動していては先行きが細るばかりです。このため、今後ますます国内企業のグローバル化が進んでいくことになります。社会の大きな変化の流れとして、発展途上国を中心に進む人口爆発と食糧問題、デジタル化、グローバル化(グローバル企業、インバウンド、、、)などのキーワードにも注目すると良いとおっしゃっていました。

 

進路を考える上で大切なこと

進路を考える時、進学する大学や学部を選ぶにあたって大切なことは、自分は「どう生きたいか?」「将来どんなことをしたいのか?」「自分らしさ、自分の強みは何か?」をイメージしてみよう、と熱く語りかけてくださいました。

就職の際の面接で問われるのは、「あなたの強みとそれを発揮したエピソード」や「学生時代に打ち込んだこと、どのように困難を乗り越えたか」など。自分の生き方や内面が問われることになります。このため、高校生のときから自分の将来を考えることが大切とのことでした。実際、「大学で何を学びたいのか」、「どんなプログラムに参加したいのか」など明確な目標をもって入学する生徒は、有意義な大学生活を送り、就職でも成功することが多いとおっしゃっていました。逆に、3回生になって就職活動を始めることになるのですが、明確な目標をもっていない場合、1・2回生の2年間はあっと言う間に過ぎ去ってしまい、気づいたときには就職活動に突入することになってしまうことが多いとのことでした。

進学した大学や専門学校で有意義で充実した学生生活を送るためにも、早い段階で目標を定めて頑張ってほしいと思います。もちろん、途上で目標が変わることもあるでしょう。しかし、一生懸命に頑張ったことは自分の財産として残るはずです。

 

文系学部の場合、就職については大きな違いはない

矢橋先生によれば、文系学部であれば(特定の資格が必要となる場合を除いて)、どの学部に進んでも就職の段階で大きな違いはないそうです。むしろ、「自分は何を学びたいのか」を視点に大学・学部を選ぶことがポイントとなるそうです。大切なことは、自分はどう生きたいのかを考え、自分の将来のために自分の強みを磨くことと言うのです。進路を考える上で、とても大切なメッセージを伝えてくださいました。

 

海外留学という選択肢

多様性を身につけるために、何をすればよいのでしょうか。

矢橋先生は、大学時代に「留学」を検討してみては、と提案されました。しかも、半年以上の海外留学。海外に出れば、日ごろ馴染んだ環境から抜け出して、新しいことにチャレンジすることになります。異なる価値観や文化の中で生きている様々な人と交流することにもなります。この意味で、多様性への理解のためには、近道だと言うのです。実際、本校卒業生も海外留学ができる大学や学部を選ぶ生徒が多くおり、卒業生が来校して留学してきた、という話もよく聞きます。

先生のお話を伺う中で、日頃の学びの中で多様性を受け入れるマインドや国際力・幅広い教養の涵養、実践的な英語力の習得など、本校の教育が生徒の将来につながっていることを再認識させられました。生徒にとっても教職員にとっても意義深い研修となりました。

 

教頭(国際高等課程長) 滝本武

 

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