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総合型選抜入試(旧AO入試)・推薦入試等に向けて

将来のビジョンを描く3年生たち

総合型選抜入試(旧AO入試)や推薦入試等での大学進学を目指す3年生は、半年ほど前からじっくり書類作成の準備に取り組んできました。

大学にもよりますが多くの学部の出願時期は9月・10月に集中します。

これらの入試形態では多くの場合、様々な書類の提出が求められます。代表的なものは「志望理由書」や「高校時代の取り組み」そして「将来の計画」です。現在、生徒たちは最後の仕上げの真っ最中です。出願書類を何度も眺め、見直し、自分の言いたいことが本当に言語化できているのか確かめる彼らの姿は、この受験を通して間違いなく、大きく成長しています。どんな成長か?

それは、将来のビジョンを描けるようになることです。

 

 

ソフトバンクグループ会長・孫正義さんの志

少し話は飛躍しますが、以前とあるテレビ番組の中で、ソフトバンクグループ会長である孫正義さんがスタジオに集まった高校生を前に、「志を高く持つこと」の尊さを熱く語ってらっしゃいました。

孫さんは起業家を目指して渡米した10代の頃に「人生50カ年計画」を打ち立てていたといいます。下記がその内容です。

「20代で名乗りを上げる。」「30代で軍資金を貯める。」「40代でひと勝負をかける。」

「50代で事業を完成させる。」「60代で次の世代に事業を継承する。」

そんな孫さんの掲げるビジョンは「情報革命で人々を幸せにすること」だそうです。

 

志を高く持って将来に羽ばたいて欲しい

進路指導のとき、いつも密かに私の頭の片隅にあるのは、この孫さんの存在です。

生徒には、孫さんのようにビジョンを描き、高い志を持ってほしいと願っています。

それはもちろん起業である必要はありません。お金を稼ぐことでなくても良い。カメラマンを目指すのであれば世界一の写真を撮る、とか、料理が好きなのであれば人々を幸せにするカレーライスを作る、とか、なんでもいいのです。途中で計画が変更しても全くかまいません。

大切なのは自分が将来どうなりたいかをイメージし、そこに強い思いで向かっていくことです。

今、志望理由書に取り組んでいる生徒たちのビジョンは完成しつつあります。もちろん迷いながら、たくさん悩みながら考えたものもたくさんあります。それでも、人生のビジョンについて真剣に考え続けた数カ月、というものは大学の合否以上に大きな意義を持つのではないでしょうか。

孫さんは起業家になると決める前、ずっと学校の教師になりたかったそうです。

私はもちろん孫さんではありませんが、孫さんのような情熱を少しでも生徒に伝えたいと思って指導しています。

書類が完成した後は、本格的な面接練習に入ります。面接では、彼ら自身の描いたビジョンをいかに論理的に熱く語れるかが問われます。こちらも気合を入れて、みっちり指導に取り組んでいきたいと思います。

よろしければご家庭でも、お子様の志望理由を、いや人生のビジョンを、一度じっくり訊いてみてあげてください。

 

国語科・進路指導 増田理人

 

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