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「大地震に備えて【防災研修】」を実施しました

中間試験の最終日(5月31日)、すべての試験終了後、全校生徒を対象に防災研修を行いました。

「大地震に備えて」というタイトルで、防災・地震対策の専門家、BCPJAPANの山口泰信先生をお迎えしました。

山口先生は、26歳のとき、阪神淡路大震災で被災され、大混乱状態だった避難所を統率。秩序回復させ、避難所運営をされた経験者で、現在、年間、200回程度全国を駆け回って講演・セミナーを実施しています。実は、立命館大学で学ぶ本校卒業生のお父様でもあります。

内閣府は昨年、30年以内に南海トラフ巨大地震が発生する確率を70%から80%に引き上げました。

巨大地震は、いつ起こるか分からないが30年以内に発生する確率は非常に高い。「どう備えたら良いのか」、「高校生徒として何ができるのか」を中心に話してくださいました。

冒頭のことば;

災害対策・・・

地震・豪雨・台風・火災で慌てるな

~まず人命を守れ~

東日本大震災、御岳山噴火、熊本地震、大阪北部地震・・・先生は、現場に駆けつけ、時に避難所運営にもかかわり、震災発生に際しての危険を肌身で体験した、その体験からの話は真に迫り、強いインパクトを与えました。

正常性バイアスの怖さ

先生の講演の中で、「正常性バイアスの怖さ」が特に印象に残りました。

正常性バイアスとは、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価する心的傾向のこと。実際、2017年9月に発生した御岳山噴火では、噴火の様子を写真撮影しているうちに逃げ遅れて亡くなった方が多数いましたが、この背後にも正常性バイアスがあったとおっしゃっていました。

異常事態が発生したとき、まず身を守る行動を取る」が鉄則。

本校生徒においても大阪北部地震で被災した生徒、怖い体験をした生徒がいます。この地震で中にはトラウマになった方もいると思いますが、異常事態が発生したときは、多くの人が正常性バイアスにとらえられて動かない中、トラウマをかかえている人が緊急避難行動を取り、回りの人もその人について行くことで助かる。

先生自身もトラウマを経験しており、マイナスと思われがちな「トラウマは、緊急事態で人命を救う助けになる」とのメッセージは特に印象に残りました。

講演の詳細はこのブログでは省略しますが、生徒にとっても学校にとっても有意義な研修になりました。「異常事態ではまず、命を守る行動を!」がインパクトをもっと心に落ちた60分となりました。

 

教育主任 滝本武

 

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