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英語科西山先生のある日の月曜日

一英語教員の、とある1日を書き記しましたら、インターナショナルスクールならではのユニークな学校の様子の一端をお伝えできるかと思います。拙くはありますが、私の、授業の無いある日の1限目から昼休みまでを綴ります。(※アップが遅くなりましたが、7月に西山先生が書いてくださったブログです)

 1限(9:10-9:55)

英単語テスト(毎週火曜日実施)を印刷。「全員合格」を祈願しながらの印刷です(不合格の場合は再テストが金曜日の放課後にあります)。

 2限(10:05-10:50)(以下、時間帯を省略させていただきます)

2年生のオーストラリアホームステイの準備授業。2年生の先生方と一緒に大教室に入ります。現地で様々な取り組みがありますので、その準備を行っているのですが、学年全体でも、グループでも出し物があるのです。英語で日本文化を紹介するということで、あやとりあり、歌あり・・・、みんな、満面の笑顔での準備です。今日は、授業時間の最後に前回のホームステイ時のスライドを見たのですが、もう、待ちきれません!楽しみです!「これは英語でどう表現するのか?」という、決められた教科書での学習(もちろん、これも必要です)時に使う脳と明らかに違う部分が活発に刺激されているのが分かる時間です。

 3,4限

明日の授業用プリントの確認を行います。ネイティブの先生による英語での授業を数多く受けている生徒たち。「話す・聞く」と比べると「読む・書く」に苦手意識を持つ生徒もいます。「『読む・書く』に自信が持てれば、こりゃ、もう最高だ!」と思いますので、“読むことの魅力”を伝えたい!と毎回知恵を絞ります。読むことに自信が持てれば、英検でも、TOEICでもTOEFLでも、大学入試においても得点アップが望めます。「がんばってくれ!」と言うだけ言って、自分は偉そうにしているだけ、というのは私の人生哲学に反します。私は自分でもせっせと英文を読んでいます。2014年の6月から「英語多読日記」をつけながら英文を読んでいるのですが、現在、約374万語。留学時代からあわせると一体全体、何万語読んできたのか、我ながら見当もつきません。「量」をこなさなきゃダメ、と骨身にしみてわ分かっていますので、その理解を毎回、授業で生徒にぶつけています。

 昼休み

この時間こそ、生徒から質問やいろいろな話があるときです。今日は、

・NHK学園高校での学習に関する質問、

・スピーチコンテスト出場生徒との打ち合わせ、があります!移動していますと、生徒たちが声をかけてくれます。

「先生!元気ないなぁ!疲れてるんちゃうん?アカンで、無理したら」

なんて、やさしいことを言ってくれます。やさしい生徒が多いのです。“やさしいことを言ってもらう”というのは毎日のことで、当たり前になってしまっているな、とこうして書いていて思います。ありがたいことです。

やさしくて元気な生徒が多いので、その元気に圧倒されることもあります。「元気で生徒を上回ることができなくて、どうして“英語の魅力”を伝えられるのか?」というのです。

スピーチは外部のコンテストに応募する「他流試合」。原稿を仕上げた生徒と録音の打ち合わせを行ったのは1年生。昼食も終えていないのに、「まず、食べさせてください」などとは一言も言いません。この先が、本当に楽しみです!

紙面の都合上、「ある月曜日の昼休み」まで、についてのみ記しました。

私は、火・水・木・金には授業があります。月曜日には授業がない、だから職員室に座りっぱなし、などということは全くありません。もともと「動くこと」が好きで、大学だってアメリカまで行って卒業してきたほどです。動き回って、生徒に会い、話したいこともあれこれありますし、授業以外の生徒のこともこの目で見ることもできます。職員室では、nativeの先生もいますので、多読をしていてふと感じる疑問を尋ねると親切に、丁寧に教えてくれます。退屈は、まったくしません。

アクティブラーニング

active learningには、いろいろな理解の仕方があると思います。授業中に活発に発言するのも大事ですが、私自身のアメリカの大学での4年間を振り返ると、「聞くこと」に重きを置く教授もたくさんいました。「しゃべれば、いい」なんて、そんな表面的なことだとは思いません。しゃべればいいのなら、(・・・なんやねん、いつ終わるんや、そのしゃべりは・・・)というぐらい話すおばちゃんたちが最もactive learningを実践していることになります。それは、違うと今日の私は思っています(明日には考えが変わるかもしれません)。active learningは、心の状態もさすと思います。退屈しない、いつでも心が活発に活動する、これもactive learning。(自分は、英語が好きだけど、内気だから、どうなのかな・・・)と心配している人もいるかもしれません。私にはそんな心配がよく分かります。実は、私が内気な人間だからです。

しかし、大丈夫ですよ!安心してください!自分のactive learningをさぐってください。強要はされません。Internationalなのだから!在校生のみなさんも、これから関西インターナショナルハイスクールを受験しようと考えている中学生のみなさん、安心してください!

英語科教員 西山 亮一

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